鹿沼の調剤薬局けんこう薬局のブログ

株式会社コメノイ けんこう薬局のブログです

みどり店 / お子様のひふのケアについて

お子様のひふのケアについて

 

あかちゃんや子供は自分で皮膚のケアを行えません。おとながしっかり子供の肌のケアをしていきましょう。

 

親子の愛情を深めるチャンスでもあり、一生のうち短い一時だけママやパパからしてあげられるケアでもあるので大切にしていきましょう。

 

皮膚には外からの刺激から体を守り、また適度な皮膚の潤いを保つ働きがあります

(これをバリア機能といいます)

 

こどもはこのバリア機能が十分発達していないため、容易に湿疹ができやすく、細菌やいぼの原因であるウイルスが皮膚内へ進入しやすくなっています。

 

 

○乳児湿疹

 ・頭髪部は石鹸より乳児用のシャンプーを使用し汚れを落としましょう

 

 ・顔面をかるくタオルで拭くだけの入浴、沐浴でなく、しっかりと石鹸をつけて洗い、あとは石鹸が残らないようによく洗い流しましょう

 

 ・入浴後はスキンケアをしっかりと行いましょう。赤ちゃんの皮膚は薄く、外からの刺激に敏感です。一枚余計に皮膚を作ってあげるつもりで保湿薬をよく塗ってあげてください

 

 ・衣類は綿製品を使用し、化学繊維は避けることが望ましいです

 

 ・食後、哺乳後は口の周りを濡れタオルでよく拭いてあげましょう

 

 

○おむつかぶれ

 ・紙おむつでも布おむつでも、おむつが濡れたらすぐに取りかえましょう

 

 ・濡れたタオルなどで力を入れずに優しく拭いてあげましょう。石鹸を使って洗ってあげることが望ましいです

 

 ・皮膚のためには保湿が大切です。保湿剤も塗ってあげてください。

 

  ベビーパウダーは固まると皮膚への刺激になる場合があるので使わないようにしましょう

 

 ・ときどきはおむつなしタイムをつくるのもいいですね

 

 ・下痢をするとおむつかぶれがひどくなります。食事の工夫やお薬で下痢をはやめに治していきましょう

 

 

 

※皮膚に湿疹やかゆみ・炎症がある間は熱い温度の意長湯は避けて、シャワーの温度も40℃以下がおすすめです

 

※『ステロイドの剤は強い薬だから副作用が心配』。ステロイド外用剤(塗り薬)は用法用量を守ればも問題なく使用できます。

 

※かさかさからくるかゆみもあるので乾燥する場合はプロペトなどの保湿剤はこまめに使用してOKです

 

※何かわからないことがあれば遠慮なく薬剤師に質問してください✨

             

f:id:kenkouph:20220311100435j:image